SCTester UART RS422 RS485 の信号と設定
IF_Board_UART_RS422_485   UARTの RS422 または RS485 の
 送受信を行います。

  SCTester UART として動作させる場合の
 信号と設定について説明します。




目次

  SCTester UART RS422 RS485 の信号インターフェースについては
IF-Board-UART-RS422-485基板の回路図 をご覧ください。

SCTester UART 設定
  1) ディップスイッチの設定
    a) Testerモードの設定
      i) RS422
      ii) RS485
    b) 使用するコネクタの設定 RS422
    c) 使用するコネクタの設定 RS485
      i) T1側
      ii) T2側

SCTester UART RS422 RS485ピン配置
  1) ターミナルブロック
    a) T1
    b) T2
  2) EHコネクタ
    a) CN1
    b) CN2
    c) CN1, CN2の型名

モニタ画面のデータ表示
  A) RS422の場合
  B) RS485の場合
    1) T1側を使用する場合
    2) T2側を使用する場合



SCTester UART 設定
  以下に、SCTester UART 動作のための設定について説明します。

 1) ディップスイッチの設定

  a) Testerモード設定

   i) RS422
    IF-Board-UART-RS422-485基板上のディップスイッチ
     SW1 の 1 をON
     SW1 の 2 をOFF
    にします。

    開始画面は以下のようになります。

  使用するコネクタ RS422
    RS422の場合は、
     T1側 : 送信
     T2側 : 受信
   の、固定になります。

SCTester_UART_Title_RS422

   ii) RS485
    UART-RS422-485基板上のディップスイッチ SW1 の 2 をONにします。


  b) 使用するコネクタの設定 RS422
    RS422の場合は、
     T1側 : 送信
     T2側 : 受信
   の、固定になります。

  c) 使用するコネクタの設定 RS485
    RS485の場合は、以下のようになります。

   i) T1側
     ターミナルブロック T1 と コネクタ CN1 を T1側と呼びます。

     SCTester UART RS422 RS485基板上のディップスイッチ
      SW1 の 1 をOFF
      SW1 の 2 をON
     にします。

     開始画面は以下のようになります。

SCTester_UART_Title_RS485_T1


   ii) T2側
     ターミナルブロック T2 と コネクタ CN2 を T2側と呼びます。

     SCTester UART RS422 RS485基板上のディップスイッチ
      SW1 の 1 をON
      SW1 の 2 をON
     にします。

     開始画面は以下のようになります。

SCTester_UART_Title_RS485_T2




SCTester UART RS422 RS485ピン配置
  以下にSCTester UART RS422 RS485コネクタのピン配置を示します。



 1) ターミナルブロック
   リード線などをねじ止めすることができます。
  プラスの精密ドライバーでねじを締めてリード線をとめます。

   ターミナルブロックの接続信号を以下に示します。


  a) T1
               
T1信号名
1A1
2B1
3GND



  b) T2
               
T2信号名
1A2
2B2
3GND



 2) EHコネクタ
   EHコネクタの接続信号を以下に示します。


  a) CN1
               
CN1信号名
1A1
2B1
3GND



  b) CN2
               
CN2信号名
1A2
2B2
3GND



  c) CN1, CN2の型名
  CN1, CN2 : 3ピンコネクタの型名

   メーカー名 : JST : 日本圧着端子製造株式会社
   シリーズ名 : EHコネクタ

   i) ベース付きポスト(基板側コネクタ) : B 3B-EH

   ii) ハウジング(ケーブル側) : EHR-3
    コンタクト(圧着端子) :
      BEH-001T-P0.6 (バラ状)
      SEH-001T-P0.6 (リール)




モニタ画面のデータ表示
  送受信データは以下のように表示されます。

SCTester_B00_T_B01_R

  送受信データと画面上の表示との関係は以下のようになります。


 A) RS422の場合

  a) T: に表示するデータ
     A1, B1 に送信したデータを T: のラインに表示します。
     上記の画面の 0 1 2 3 4 5 です。

  b) R: に表示するデータ
     A2, B2 に受信したデータを R: のラインに表示します。
     上記の画面の A B C D E です。


 B) RS485の場合

  1) T1側を使用する場合

   a) T: に表示するデータ
     A1, B1 に送信したデータを T: のラインに表示します。
     上記の画面の 0 1 2 3 4 5 です。

   b) R: に表示するデータ
     A1, B1 に受信したデータを R: のラインに表示します。
     上記の画面の A B C D E です。


  2) T2側を使用する場合

   a) T: に表示するデータ
     A2, B2 に送信したデータを T: のラインに表示します。
     上記の画面の 0 1 2 3 4 5 です。

   b) R: に表示するデータ
     A2, B2 に受信したデータを R: のラインに表示します。
     上記の画面の A B C D E です。



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