SCTester UART CMOS の信号と設定
IF_Board_UART_CMOS   UARTのCMOSレベル信号の
 送受信を行います。

  SCTester UART として動作させる場合の
 信号と設定について説明します。


  送信データの信号レベルは、0 ~ 3.3V です。

  受信データは、0 ~ 3.3V または 0 ~ 5V の、
 どちらの信号レベルでも入力できます。



目次

  SCTester UART CMOS の信号インターフェースについては
IF-Board-UART-CMOS基板の回路図 をご覧ください。

SCTester UART 設定
  1) ディップスイッチの設定
    a) Testerモードの設定
    b) 使用するコネクタの設定
      i) T1側
      ii) T2側
  2) ジャンパーの設定

SCTester UART CMOSピン配置
  1) ターミナルブロック
    a) T1
    b) T2
  2) EHコネクタ
    a) CN1
    b) CN2
    c) CN1, CN2の型名

モニタ画面のデータ表示
  1) T1側を使用する場合
  2) T2側を使用する場合



SCTester UART 設定
  以下に、SCTester UART 動作のための設定について説明します。

 1) ディップスイッチの設定

  a) Testerモード設定
    SCTester UART CMOS基板上のディップスイッチ SW1 の 1 をONにします。

  b) 使用するコネクタの設定

   i) T1側
     ターミナルブロック T1 と コネクタ CN1 を T1側と呼びます。

     SCTester UART CMOS基板上のディップスイッチ SW1 の 2 をOFFにします。
     開始画面は以下のようになります。

SCTester_UART_Title_CMOS_T1


   ii) T2側
     ターミナルブロック T2 と コネクタ CN2 を T2側と呼びます。

     SCTester UART CMOS基板上のディップスイッチ SW1 の 2 をONにします。
     開始画面は以下のようになります。

SCTester_UART_Title_CMOS_T2


 2) ジャンパーの設定
  SCTester UART CMOS基板上のジャンパーを以下のように設定します。

   JP1, JP2 : 短絡
   JP3, JP4 : 開放




SCTester UART CMOSピン配置
  以下にSCTester UART CMOSコネクタのピン配置を示します。



 1) ターミナルブロック
   リード線などをねじ止めすることができます。
  プラスの精密ドライバーでねじを締めてリード線をとめます。

   ターミナルブロックの接続信号を以下に示します。


  a) T1
               
T1信号名
1TX1
2RX1
3GND



  b) T2
               
T2信号名
1TX2
2RX2
3GND



 2) EHコネクタ
   EHコネクタの接続信号を以下に示します。


  a) CN1
               
CN1信号名
1TX1
2RX1
3GND



  b) CN2
               
CN2信号名
1TX2
2RX2
3GND



  c) CN1, CN2の型名
  CN1, CN2 : 3ピンコネクタの型名

   メーカー名 : JST : 日本圧着端子製造株式会社
   シリーズ名 : EHコネクタ

   i) ベース付きポスト(基板側コネクタ) : B 3B-EH

   ii) ハウジング(ケーブル側) : EHR-3
    コンタクト(圧着端子) :
      BEH-001T-P0.6 (バラ状)
      SEH-001T-P0.6 (リール)




モニタ画面のデータ表示
  送受信データは以下のように表示されます。

SCTester_B00_T_B01_R

  送受信データと画面上の表示との関係は以下のようになります。


 1) T1側を使用する場合

  a) T: に表示するデータ
     TX1 に送信したデータを T: のラインに表示します。
     上記の画面の 0 1 2 3 4 5 です。

  b) R: に表示するデータ
     RX1 に受信したデータを R: のラインに表示します。
     上記の画面の A B C D E です。


 2) T2側を使用する場合

  a) T: に表示するデータ
     TX2 に送信したデータを T: のラインに表示します。
     上記の画面の 0 1 2 3 4 5 です。

  b) R: に表示するデータ
     RX2 に受信したデータを R: のラインに表示します。
     上記の画面の A B C D E です。



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