ST-LINKによるデバッグのための接続
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  STMicroelectronics社のST-LINKを使用して、
 STM32CubeIDEのデバッグを行うための
 接続方法について説明します。


  STM32CubeIDEはSTMicroelectronics社が提供する
 freeの開発ツールです。


目次

ST-LINKの接続

 1) Nucleo-64基板のST-LINKを使用する場合

 2) STMマイコンのSWD信号に接続する場合
  a) ST-LINK/V2を使用する。

ST-LINKコネクタ変換キット
 ST-LINKコネクタ変換キットの外観図
 ST-LINKコネクタ変換キットの回路図

動作試験用基板 Base_N446RE の説明



ST-LINKの接続

1) Nucleo-64基板のST-LINKを使用する場合
  PCとNUCLEO-64のST-LINK/V2-1部分のCN1とをUSBケーブルで接続します。

USB_to_N64_ST_LINK



2) STMマイコンのSWD信号に接続する場合

 a) ST-LINK/V2を使用する。
  SWD信号を使用してデバッグするための5Pのピンヘッダを、
  Base-N446RE基板のコネクタ DB-1 に接続します。

  下の写真は、ST-LINK/V2のSWD信号を
 Base-N446RE基板に接続している様子です。

ST-Link-v2_to_DB-1_F ST-Link-v2_to_DB-1_B



ST-LINKコネクタ変換キット
  ST-LINK/V2の20ピンのコネクタからSWD接続のための5ピンのコネクタに変換する
 ST-LINKコネクタ変換キットを販売しております。

ST-LINKコネクタ変換キット

 ST-LINKコネクタ変換キットの外観図
ST-LINKコネクタ変換キットの外観図

 ST-LINKコネクタ変換キットの回路図
ST-LINKコネクタ変換キットの回路図

  接続信号は、以下のようになります。

                                               
ST-LINK/V2信号名DB-1信号名
1MCU VCC1VDD
9SWCLK2SWCLK : PA14
3GND3GNDD
7SWDIO4SWDIO : PA13
15NRST5NRST

  DB-1 : 5ピンコネクタの型名

   メーカー名 : JST : 日本圧着端子製造株式会社
   シリーズ名 : EHコネクタ

   ハウジング(5ピンケーブルの両側) : EHR-5
   コンタクト(圧着端子) :
      BEH-001T-P0.6 (バラ状)
      SEH-001T-P0.6 (リール)

   ベース付きポスト(基板側コネクタ) : B 5B-EH

   EHコネクタのピンは 2.5mmピッチですが、
  2.54mmピッチの基板で、問題なく使用できます。



  ST-LINKコネクタ変換キットの販売

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動作試験用基板 Base-N446RE の説明

Base-N446RE-V1_Dim

  基板については、
 Base-N446RE基板 の説明 をご覧ください。



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